江口牧場たいけ〜ん |
今日、中学3年生の男子生徒が3名、 江口牧場の体験学習にやってきました。 朝早くから体操服に身を包み、お弁当を 持って、お手伝いにきてくれました。 まず、牛の大きさに驚き、牛舎のニオイに ちょっととまどった様子でしたが、自然と慣れ ほうきを持って餌箱の掃除からしてくれます。 |
おずおずと、バケツに餌を入れて、一頭当たり 1杯半の餌の量を入れます。200頭相手だか ら300杯分バケツに入れて、餌やりをして くれました。途中、牛を見ながら、牛と相手を しながら、牛とじゃれあいながらと、段々楽し そうです。モォ〜!! |
牛も子供を見れば、なんか相手したくて 近づいてきます。ぼーっとしていると舐めら れたり、強い牛になると角を出すものもい ます。でもたいてい人間好きなんです。 歯も上の歯がないので噛みつくことはあり ません。だって、草食動物ですから・・・。 |
さ〜餌をやったら、夕方の餌を混ぜます。 トウモロコシやライ麦、大麦圧ペン、豆皮と 混ぜていきます。間にゼオライトやミネラル分 を入れます。手前の箱に、500kgほどの自家 配合の餌が入ります。 |
これらをパレットに積んで、リフトで持って いき、螺旋状の餌混ぜの中に入れます。 ビール粕なども混ぜます。段々と発酵臭 がしてきて、香り高いえさになります。 こんなえさを毎日2トン分混ぜます。 |
20kg入り袋の紙袋の口の所を開けているん ですが、なかなか口が開けません。これは 要領がいります。カッターで縫い目の2つ目を 切ればいいのです。なかなか難しそうです。 ジャーッと螺旋で上げられて餌が混ざります。 |
餌を食べて、お腹が大きくなってくるとゆっく りと寝てくつろぎます。床が綺麗だと、すぐに 横になって胃の中のものを咀嚼しています。 間食には藁を食べたり、牧草を食べたりして 脂肪細胞のサシの素を作ります。 |
牛が寝ている間に、堆肥の切換をして 発酵を促せておきます。山積みしていた 完熟堆肥をボブキャット号で踏んづけて 粉々の堆肥を作ります。半熟堆肥は ダンプに積み、果樹園や田畑に運びます。 |
これが、粉々になった堆肥を袋詰め したものです。名付けてアグリパワーと 言い家庭菜園や施設園芸農家に引っ張 りだことなっております。農協や産直店に 運ばれて行きます。 |