鹿児島場所での勉強会

鹿児島は喜入町に於いて、アグリコの代表である“冨田きよむ”の講演会がありました。集まった人達は、地元の担い手農業者の溢れんばかりの農家の方達です。北海道弁も交え、農家はもっと情報を公開すべきだと言われ、みんなやる気をもらいました。
これを企画されました、若手の農家の主婦山脇さんです。鹿児島を代表するおごじょでしょう。しっかり挨拶をされて、これからの農業は人に頼らず、自分で変革していくのです。と言わんばかりの気合いの入り方でした。

さて、昼から撮影の勉強です。
グリーンツーリズムをされてあるきいれ牧場で、撮影を勉強しました。
プロのカメラマンである冨田先生の愛の鞭で、みんなの気持ちが引き締まりました。


窓から光を入れて、レフ板で光を反射させて、料理を前に撮影の勉強です。
フラッシュをたかずに、露出補正を決めてコチコチになります。

カメラに目をつけて、対象をよく見て、写します。緊張の連続です。
キビナゴの唐揚げや、唐芋サラダ、フダン草の白和えと手の込んだ田舎料理がどんどん運ばれてきます。写すのも、色合いやレイアウトなど、考慮して写します。


先生がレイアウトしてくれた料理の置物です。さすが、心地良い気分です。
綺麗で美しい!私が写しても、構図が決まっていると、ピントなんてそのうち合うようになるでしょう。このあーしよう、こうしようと悩むのが楽しくなります。


アグリおばんのグループの方々が料理を作ってくれています。これはそば粉を打っているところ。おばちゃんの肩越しからカメラを添えて、写していますが、なかなかピントが合いません。が、このように素速くそば粉を水に馴染ませます。

このソバ汁の美味しかったこと!
ソバとおにぎりだけで元気が出そうな美味しさでした。これも先生の構図の元撮りました。やはり食べ物も美味しく見えます。
先生が配置してくれた料理です。サツマイモと林檎のサラダでレーズンが効いて美味しかったです。あっ、美味しく見えるでしょうか。もっと手前を明るくすれば良かったかな?加工処理にもあれこれと悩みます。 次に、葉っぱを添えて、自分で配置しなさいと言われ、また悩みます。緑の配色、形の方向、箸の向きなどまたまた配置に時間がかかります。これも写真の醍醐味です。
同じサラダですが、いきなり生の人参を置かれてしまいました。普通こうやって食べるわけではないのですが、これも配色や画面構成など、思い通りにやっていいのです。
撮影勉強をやってみて、自分も料理の工夫や料理の写し方、器のセンスを磨こうと、思いました。凄く楽しい勉強会でした。

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