ボブの独断と偏見による柳川弁へようこそ!

私、ボブは産まれも育ちも嫁ぎ先も柳川です。由緒正しき水呑み百姓から、文化の薫り高い有明海のそばへ嫁いできましたので、これまで柳川を出たことがありません。ですから柳川弁を思う存分喋ってきましたが、このインターネットをするようになって、視野が広まったというか人とのコミュニケ-ションをするにあたって、文化のギャップを感じたわけです。私がつい喋っていることが、人様から分かってもらえなかったり、柳川へ遊びに来た人が柳川弁を知らないではお困りでしょうから、この場を通して、私の柳川弁をお披露目したいと思います。どうぞ末永く、ご愛嬌だと思ってご愛顧下さいませ。

               ボブのひらめきスタンダード版

柳川弁(あいさつ) 解説書
おりめすかんも〜。まいにち、さむかのも。
あのくさんも、こんだほんこっさんで、ごしょぎさんのあるけんのも
めってはいよ
ごめん下さ〜い。毎日、寒いですね。
あのですね、今度本光寺さんで、御正忌さんがありますから
参拝して下さい(拝領)
柳川弁(牛の脱走編) 解説書
あんたたちゃ、なんばしょっとね。はよかせせんね!
いつまっでんのらりくらりしてから、どげんすっとね。
牛のなきょっとのわからんかねー!
ほら、いわんこっちゃなか、牛のはっていってしもたやんね。
あら、あなっつぁんそけおってはいよ。どげんでんせんけん、
えすなかばんも。
「おどみゃ、えすしなん!どげんすっじゃか」
そしけんのも、そけおっだけでよかたんも。にげっさるきょっと
いっだん牛の方がえすがって、なんすっじゃいわからんばんも。
「ばってん、やっぱえすしのさん!どげんかしてはいよ」
ほんなら、その棒ば持って、牛の角ばたたくとよかばんも。
あなたたちは、何をやっているの。早く手伝ってちょうだい。
いつまでもゆっくりして、どうしようと思っているの。
牛が啼いているのがわからないの。
ほうらねいわないでも、牛が逃げていったでしょう。
まあ、お宅様、そこにいてください。どうもしませんわよ、
怖いことないですよ。
「俺は、こわくてたまらない!どうすればいいもんだろうか」
それだからね、そこにいるだけでいいんですよ。逃げ回っていると
かえって牛の方が怖がって、何しでかすかわかりませんよ。
「でも、やっぱりこわくてたまらない!どうにかして下さい」
それなら、その棒を持って、牛の角をたたくといいですよ。

                 話は今後どんどん進みます。掲示板にでもご感想をお願いしますね。