博多和牛発表会 in 臨海市場

福岡市箱崎の福岡食肉市場  2004年9月2日
ここは福岡市の箱崎で、博多湾に位置する福岡食肉市場の臨海市場と言うところです。
ここは牛や豚の生体を出荷しに来る場所でもあります。

今日は博多和牛の発表会と言うことで、参加頭数43頭の中で共励会をし、その競り市が行われます。さて、誰が賞を獲得するのでしょう!

その枝肉を見るために、冷蔵庫の中を見に行きます。まずは帽子をかぶり白衣に身を包み、長靴を履きます。


こちらが牛の枝肉広場です。お肉屋さんや生産者たちが必死に精肉の状態を見ています。

隣に行われていたのが豚です。大きさからしても牛の3分の1と言うところでしょうか。

金賞!

見事金賞に輝いたのは、福岡市の吉岡幸法さんの牛。父に川幸、母方の父に福桜と言う長崎の血統書付きです。生体は482kg、枝肉重量301kg、歩留62.4、格付A5、BMS9で大ざし小ざしともバランス良く、ロースも大きく、色も良しで見事な金賞でした。重量が満たないのが惜しいです。単価は2828円です。

銀賞!

これは福岡県肉用牛生産者の会の会長さんでもある三宅牧場の作品です。
父に牛若丸、母方の父に糸晴美で長崎でも有望な血統書付きです。生体704kg、枝肉重量436.1kg歩留61.9 BMS9 A5の脂身も少ない見事な肉です。単価は2583円です。

銅賞!

これはわが家の江口牧場の牛です。父に糸藤、母方の父に福桜の大分の血統書です。生体重量は755kg、枝肉重量504.9kg、歩留66.8BMS9 A5の色もピンク色で良い牛でした。単価は2502円でした。銅賞でしたが、重量が取れていたので、一番高い牛になりました。



競り市の場面です。電光掲示板に生産者の名前と牛の断面図が貼ってあります。


肉屋さんたちがわが家の牛を競り合っています。ブラインドの中に人が入って、牛を回しています。

競りが終わって、外に出るとずらりと肉の卸屋さんたちのトラックが並んでいます。隣にあるのは、生産者の顔が写っている博多和牛のポスターです。肉屋さんには博多和牛のシールを手渡してあります。すぐさま店頭に博多和牛のシール付きが並んでくれることでしょう。

臨海市場の会議室で、表彰式があり、食事も出されて、意見交換会などがありました。生産者の手による、博多和牛のブランド化への道のりです。色々試行錯誤の壁多き道のりなんだなと思い知りました。
生産者の方々の苦労はもとより役員の皆様のたゆまぬ努力で博多和牛のデビュー戦を果たしてもらいたいと思うのでした。

銅賞の賞状です。生産者の手(私が作製したのですが)による賞状と臨海市場からの賞状をもらいました。それに市場から食事の用意をしてもらい、余り物をもらって来て、わが家でお披露目したところです。さあ、お祝いして、明日から元気に働きましょう!
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