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12月の農のスケッチ

麦蒔きが終わり、籾すりも終え、間に牛を出荷しているうちに荷納めを迎えます。
今月末には決算も終わることが出来るように頑張ります。

餌混ぜ・鋸屑取り・堆肥配達      12月26日(月)晴れ

クリスマスイブ               12月24日(土)晴れ

大阪で博多和牛の共励会         12月19日(月)雪

寄せ植えガーデニング             12月18日(日)雪

牛小屋掃除と堆肥の切り替え        12月17日(土)雪


牛小屋の掃除をします。私が牛小屋の扉を開けているうちに、夫はボブローダーに乗って、牛舎の下を掃除します。




 
隣の施設の堆肥舎に運び出し、堆肥の切り替えもします。
堆肥の山を切り替えると湯気が立ち上ります。70度から80度の熱を出しています。切り換えるほどに発酵が進みます。



牛舎の敷居に乾燥した戻し堆肥を置き、その上に鋸屑を乗せればフカフカの床になります。


雪が降ってきました。夕方のエサやりが終わってから、明朝の餌の準備です。台車に4箱分作っておきます。



日が沈むに連れて、雪の勢いが増してきます。
牛も寒そうだけど、敷居を換えていたので少しは寒さを和らぐ事が出来るかもしれません。それにしてもこの冬一番の寒波です。

博多和牛の大阪行きと保健所の検査      12月16日(水)曇り時々雨
今日は朝早くから、博多和牛の大阪行きの切符を手にしようと、二日市に8時半までに到着とのことで、朝の暗いウチに出掛けました。それからパートさんとせっせとエサやり、餌混ぜ、牛の管理やっています。
これはわが家の自家配合機です。この配合機に1.5トン分を2回どおり作ります。365日、2回混ぜで何十年と変わることありません。重労働と言えば重労働ですし、単調でこつこつと積み上げたところに、経験と腕が出来るようです。これで私も二の腕が成長しました。
昼から保険所から事務所を見に来られました。サッシの枠に隙間があるし、網戸をして、換気扇をして下さいとの命令を受けて、まだ承諾を得ません。ガクッ!

博多和牛の共励会と店舗完成        12月15日(水)晴れ時々雪
今日は、二日市で博多和牛の共励会です。夫は朝早くから、二日市に出掛けています。ご健闘祈るって所です。
家に居る私は朝からバタバタ。午前中には、事務所の床のクロス張りに来られて、無事に完成しました。これで明るい、綺麗な事務所兼店舗のできあがりです。と言っても、保健所からの承認を得なければなりません。明日来訪の予定です。

昼から雨の止んだところを見計らって、堆肥の配達とお米の配達、買い物と廻っていたら、日暮らししてしまいました。夫の怒りを想像するようなドラゴンフルーツを買って参りました。

 
産直店「ふれあいの里」においてあった『ドラゴンフルーツ』です。色がきわどいのと、形が不気味です。味はそのうち・・・。

牛舎と小屋の風防止               12月14日(水)晴れ時々雪
今日は大雪警報が出ていますが、快晴です。たまにチラチラと雪が舞いおりてきますが、動いているとそんな寒さは感じません。
これは小屋を修理して、シャッターを閉めたところです。自家配合部屋です。1週間分の飼料を保管できます。
昨日、今日と牛舎の壁にゴザを貼りました。長さが21畳分ありますから、下段・上段合わせると42畳分の長さになります。間数で言うと21間分と言うことになります。こちらが北側の為に北風を防止することが出来ます。 一年間の牛の粗飼料である藁を保管している小屋ですが、藁の置く場所が無かったので、小屋の軒下にも藁を保管しています。この寒い冬を乗り越える為に、防寒と飼料の確保が大事です。
今日も夫は子牛を買い付けに行き、子牛の高騰が寒い、頭痛いです。

子牛買いと苺やさん家に集金          12月13日(火)雪のち晴れ
今日は大雪との警報が出ていたので、夫は朝早くから大分まで子牛の買い付けに出掛けました。凍結まではいかなかったので、無事に子牛を買ってはきたのですが、何ともこれまで以上に高い買い物だったそうです。平均57万円。明日も行くとのこと。
アメリカ牛肉が20ヶ月までのを輸入解禁とのことで、国産牛がどのような展開をしていくのか,このまま子牛の高騰が続いていいものだろうかと不安の中、私は、少しでも支払いの足しになるよう集金に廻ります。ここは「あまおう」の苺農家です。今年、我が家の堆肥を使って美味しい苺が実っています。今が最盛期のようで、クリスマスまでは高騰なのでしょうね。お互い頑張っていかなければなりません。わが家に咲く山茶花で、心落ち着かせます。

博多和牛共励会の為の出荷    12月12日(月)晴れ

紅葉と忘年会と簿記      12月10日(土)晴れ


このところの寒さで、わが家のもみじもようやく紅葉してきました。
裏庭にある煉瓦小屋です。ひび割れた煉瓦小屋ですが年代物です。昔、鶏を育成して、ひよこを生ませていたところです。2階には古い農機具を収納してありますが、扉が壊れて、風が吹きまくるので風化しつつあります。どうにか修理すれば、使えないことはないのですが、修理代の見通しが出来ないです。
小屋の修理と、事務所の改造、子牛の高騰でだいぶつぎ込んでしまいました。今年の除夜の鐘が鳴る頃、決算が済むように、時間の空いたときは、簿記をやっています。
夜は高田和牛部会の忘年会。クリスマスケーキの注文書が廻ったり、簿記の話などで盛り上がります。消費税は本則課税にしたほうがいいと力説してきました。

決算の時はいつも頭痛いのですが、今年は牛の売り上げの中から、手数料や諸経費は分けて計算して、節税に努めようと思ってます。今からやれば充分に間に合うかも・・・・。

牛舎掃除          12月9日(金)晴れ
今日も牛舎掃除に余念がありません。なんとまあ、寒いので餌を良く食べるので汚すのか、寝たきり状態で、気候も寒く乾かないので汚れるのか、牛の為にと掃除、掃除です。その牛の敷居になる鋸屑が段々少なくなって、底をついてきたので、堆肥の乾いているのを、戻し堆肥として、牛舎の中に入れました。下のマットに戻し堆肥を入れ、その上の層に鋸屑を置くという風にすれば、敷き床の体積が増えて、ふかふかマットになります。これで少しでも牛たちが安らかに横になることが出来たらと、所かまわず掃除しまくっています。

博多和牛の役員会と忘年会と三者面談  12月8日(木)晴れ
段々寒くなって来ます。牛舎掃除を午前中やり通して、夫は昼からの博多和牛役員会へと出掛けます。それから忘年会だというので、車で駅まで送りました。その帰り道、私は中学校へと3男の三者面談です。先日牛が転んで立ち上がれなかった時間帯が、三者面談日となっていたのを断った為、今日の昼からに変更してもらいました。それで先生との受験についての話し合いです。3男も兄ちゃん達と同じ高校に行きたいらしいので、がんばらやんた、と激励の言葉。先生は私と同じ高校の同級生で、隣の席だったし「おまえのかあちゃんは頭の良かったけんね」とどこから来るセリフなのか、子供を奮い立たせる為には、思いも寄らぬ言葉が出てくるもんなんですね。私も子供にはあきらめさせずに、フレーフレーと激励の言葉を発しようと思いました。
フレーフレー、博多和牛と子供のW受験よー

牛を二日市へ出荷     12月7日(水)晴れ
昨夜一命を取り留めた牛は、今日は元気に立ち振る舞って、個室に入れられてご機嫌さんです。獣医さんから携帯電話で「どうなったか?」って聞かれ、牛は元気ですよ。私が代わりに寝付いています。とまでは言えなかったのですが、このところの過労で背中に激痛が走り、床の中でした。でも、今日は二日市まで牛を3頭出荷すると言うことなので、昼前から起きあがり、牛の出荷のお手伝いです。
夫の頑張りやについて行けそうでついて行けない、我が身にちょっとだるさが走っています。

一命を取り留める     12月6日(火)晴れ
久々に爽やかな晴れ間の日でした。これまで農繁期真っ最中だったので、牛の方の管理が届かなかったので、朝から牛舎掃除です。私が扉を開けて、夫がボブローダーに乗って掃除をします。午前中だけで2列の掃除が出来、牛もホッとしているところでした。昼からお米の配達にいき、柳川の紅葉たる湖畔を写して帰ってきたら、事態は一変!牛が倒れているのです。新しい敷き居を変えてもらって、寝ころんだままになって起きられないのです。心臓はトクトク動くのに、体が動けないのでお腹にガスが溜まって来るのです。段々弱り果てるので、夫と夜の8時までの5時間心臓マッサージをしました。ようやくお医者さんが来て体を起こしてくれてガスが抜け、立てるようになりました。一命を取り留めることが出来ホッとしています。敷居を変えるとき、よく事故が起きるそうです。やはり日頃の管理が一番大事です。

玄米出荷と牛の出荷    12月5日(月)初雪


JA柳川へ、玄米を出荷しにきました。このトラックで3往復しました。この玄米は、生協の赤とんぼ米として消費者の元へ届けられます。
朝早くから、米の出荷をし、昼からは牛の出荷です。二日市まで持って行くのに、3頭の牛を昨日から繋いでいます。昼からは、牛に付いている鎧を取り除き、生産履歴書を記入した書類を持って二日市へと出掛けていきました。扉を開かれたままの牛舎の中をそのまま掃除をしたり、新しい鋸屑を敷いてやることで、暖かい床が出来て、牛も満足気です。二日市は霙がふって路面が堅くなって運転がしにくかったそうです。
牛の掃除を終えて家には入る間もなく、小学校3年生の子達が総合学習で牛の勉強にやってきました。どうして牛を育てているのですか?美味しい肉を作るにはどうすれば良いのですかとの質問に、愛情一杯育てれば美味しい肉になりますよって答えました。子供達のニコニコとしたキラキラした目を見て、また元気をもらいました。

冷たい雨に事務所開き   12月4日(日)雨風
今日は冷たい風が吹き、天気予報では今年一番の寒気到来だとか・・・。雪までは降らなかったけど、事務所の入り口の壁には綺麗な蔓の葉が紅葉をしていたのが、一気に風に吹かれてしまいました。もっと良いときに写真に撮っておくべきでしたが、時すでに遅し。
天気も雨が降ったり止んだり。事務所の中も流し台を置き、水道工事を済ませ、ヤフーのオークションで冷蔵庫やミートスライサーテーブルセットなどを購入しました。
米の出荷が順調に行われるようになったかなという感じです。それとお茶の子タイムも場所と時間をきっちり取られるようになりました。

籾すり終了           12月3日(土)曇り
籾すり真っ最中です。夫は朝早くから干拓地の籾すり場にやってきて、両親と共に籾すりに励んでいます。私は牛の管理が終わってから、出掛けて来るので、間の助っ人にしか過ぎませんが、1俵30kgの袋を数百個と扱っただけに、体がこわばってしまいました。

黙々と籾すり          12月2日(金)晴れ
籾を1.85ミリで摺っています。今年は、暑かったせいか小粒のお米が多いので、1.85ミリに通用しない屑米がたくさん出ます。
今年はこの屑米も安いと言うことで、段々と農家の締め付けがやってきそうです。

籾すりの真っ最中       12月1日(木)晴れ
籾すりの最中ですが、聖護院大根も大きくなったのでパチリ。
昼間の日差しも明るいので、ちょっと縁側にミニトマトを置いてパチリ。
しばし、カメラの訓練を行って、干拓地の籾すり場へと急ぎます。
朝夕はパートさんと牛の管理も行っています。